小樽祝津パノラマ展望台目次
- 小樽祝津パノラマ展望台について
- 小樽祝津パノラマ展望台の夜景
- 小樽祝津パノラマ展望台の見どころ
- 最寄り駅
- 駐車場
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- Googleで口コミを確認
- Twitterで情報を見る
小樽祝津パノラマ展望台について
今回紹介する観光スポットは、北海道小樽市の祝津にある「小樽祝津(しゅくつ)パノラマ展望台」。
おたる水族館から徒歩15分ほどの場所にあるこの展望台は、石狩湾から日本海を見渡せるので、絶景スポットとして訪れる人が多い観光地です。
小樽祝津パノラマ展望台は、小樽市の北東部に位置している丘の上にあり、標高は約70mあります。
パノラマとは高い所から四方の風景を遠くまで見晴らすことをいいます。
この展望台は文字通り、日本海側から街のある方面までの景観を眺められることから名付けられました。
周辺には先ほども記載したようにおたる水族館や街方面の景色から見える小樽市鰊御殿、祝津・日和山灯台、祝津マリーナ、恵美須神社があります。
祝津・日和山灯台は、ジブリ映画に出てくる灯台のようにも見え、様々な世界観を楽しむことができるでしょう。
小樽祝津パノラマ展望台からは、日本海の中に広がる石狩湾が一望できます。
石狩湾の先には地平線が広がっています。
ここからみる地平線はとても綺麗で、地球が丸く見えるとはこういうことか、と感じることができるかもしれません。
天気が良い日には、雄冬岬や札幌市内の高層ビルまで見えることもあります。
営業時間は24時間開放しているので、朝日と夕日が美しい場所としても有名です。
10月頃の朝5時からの日の出(朝日)は、空気も澄んでおり、太陽がはっきりと見えることが多いので、とってもドラマチックで素敵です。
ただし、10月頃は雪虫が発生してくる時期です。
雪虫は北海道民の方には馴染み深い、雪の降る季節を教えてくれる「秋の風物詩」。
この時期からは寒さが予測されるので、しっかりと防寒をして訪れることをオススメします。
また、小樽祝津パノラマ展望台は日本海に面した高台にあるので、秋頃は風が強く、一番先まで行けないこともあります。
さらに、春、夏、秋、冬とオールシーズンで小樽祝津パノラマ展望台は開放していますが、雪の積雪量によっては冬の営業に規制が入ることもあるかもしれません。
以上を考慮した上で、ご自分の好きな時期に訪れてみると良いかもしれませんね。
小樽祝津パノラマ展望台からの眼下には、おたる水族館、小樽市鯟御殿、近江家番屋などを臨むことができます。
時間によっては、クルーズ客船(フェリー)も目にすることができるので、そのタイミングを見計らって、高島岬にある小樽市鯟御殿と日和山灯台と一緒に写真を撮ってみたら、素敵な風景写真が生まれるかもしれません。
また、おたる水族館が眼下にあるので、海側にある海獣公園の動物も上から眺めることができることはもちろん、一眼レフカメラの望遠レンズがあれば、水族館のショーを覗いて楽しむこともできます。
おたる水族館と近いため、水族館経由で小樽祝津パノラマ展望台へ行く方も多いです。
逆に、おたる水族館が休館の日は、展望台も人が少なく絶景を独占できるでしょう。
人が少ない日に行きたい方には、水族館の休館日を狙って訪れることをおすすめします。
無料で素敵な景色を楽しめるので、小樽で海を見たいなら、小樽祝津パノラマ展望台に訪れてみてはいかがでしょうか。
小樽祝津パノラマ展望台のアドレスや電話番号は以下の通りです。
〒047-0047 北海道小樽市祝津3丁目
電話番号:0134-32-4111
小樽祝津パノラマ展望台の夜景
小樽祝津パノラマ展望台は、上記でも記載したとおり、朝日と夕日が綺麗で名所になっています。
しかし、24時間営業かつ、車で展望台の駐車場まで行けることから、星空を目的に展望台を訪れる方も中にはいらっしゃいます。
暗いところに行けば行くほど、肉眼でも星がよく見えるので、星空観察スポットとしてオススメの場所の一つが小樽祝津パノラマ展望台です。
オススメの時期は10月~11月。
北から東の方角の夜空がよく見える祝津展望台では、11月の末頃には北斗七星やふたご座、明るく輝く木星が見えることもあります。
しかし、北海道小樽の冬は天候が崩れやすく、曇る日が多いので、チャンスは晴れた日の夜です。
小樽祝津パノラマ展望台にバスで訪れた方は、帰りの便に気をつけてください。
バス停留所「おたる水族館」から「小樽駅前」へと向かう便は、平日・土日祝日ともに夜まで運行されていますが、最終便は21時20分となっています。
バスに乗り遅れないよう十分にお気を付けてください。
また、秋や冬に近づくほど、日没時間は早まります。
星空や景色を夢中で眺めていたらもう暗くなっていることは十分にあり得ます。
おたる水族館まで、道のりが暗い中、歩くことが怖いといった方もいることでしょう。
そういった方は日没時刻にはご注意ください。
最後に、小樽祝津パノラマ展望台の星空は、観光客が訪れることはあまり多くないです。
なので、静かに星空が見られる小樽の穴場スポットでもあるため、ドライブデートなどで小樽周辺を楽しんだあと、大切な方と訪れてみることもオススメです。
ロマンティックな時間が過ごせることでしょう。
また、展望台付近は光害も少なく、星空撮影に適していますので、カメラ好きな方にもオススメです。
北海道に住んでいても、都心などに住んでいる方だと、普段から夜空を見上げることはあまりないのではないでしょうか。
普段はあまり見上げない夜空をこの展望台から眺めることで、今まで知らなかった星座を知ることができるかもしれませんし、本当は街の中でも星空は広がっていることに気づくこともできるかもしれませんね。
小樽祝津パノラマ展望台の見どころ
約360度、日本海側から街のある方面までの景観を眺められることはもちろん、祝津パノラマ展望台の西側には、崖が立ちはだかっています。
その景観は迫力抜群で、人が立ち入り難いからこそ醸し出される荒涼とした雰囲気が言葉を失います。
特に、日没が近づいてくると、崖側には日差しが届かなくなりやや暗くなります。
その空間は、展望台から広がる爽快な景色とは異なり、どこか不思議な雰囲気があります。
また、冬の期間は、展望台から野生のトドを肉眼で見ることができます。
展望台から海を眺めた先の真ん中あたりには、トドが休む場所の岩があり、それをトド岩と呼んでいます。
運が良ければ、10~20頭近く寝そべっている姿を見ることもできます。
また、おたる水族館にもトドが居るので、ショーの最中には鳴き声も聞こえてきます。
トド以外にもさまざまな動物を見ることができます。
オジロワシやウミウ、ハヤブサやオオワシなど、中にはレアなものもいますが、意外と目撃情報が多いです。
気になるトドとの率に目撃率に関しては、約50%と言われています。
海が荒れてしまっている場合は、トド岩が水没してしまっているので、見るのは難しいと思われます。
しかし逆に、海が穏やかであれば、周辺にいる可能性は高いので、天候を考慮して判断してみるのが良いかもしれませんね。
最後に、小樽祝津パノラマ展望台にはいくつかの石碑が建てられています。
一つ目は、「ニセコ積丹小樽国定公園」と刻まれた石碑。
後ろに広がる青い海を背景に記念撮影ができます。
二つ目は北海浜節民謡碑。「北海浜節」は、ニシン漁で活気あふれる小樽と漁師の姿を唄った民謡だそうです。
三つ目は追分記念碑面には「忍路高島およびもないが、せめて歌棄、磯谷まで」と刻まれています。
これは、北海道を代表する民謡「江差追分」の一節です。
これらの民謡に出てくるのは、すべて祝津周辺から積丹半島にかけての地名なのです。
かつての北海道で行われていたニシン漁を想像しながら、美しい景色を堪能してみてはいかがでしょうか。
最寄り駅
小樽祝津パノラマ展望台へ行く際は、車が便利ですが、交通機関を使用する場合は、JR小樽駅から北海道中央バスでおたる水族館まで行き、そこから徒歩で訪れることができます。
所要時間はおたる水族館から約600メートル、徒歩15分くらいです。
展望台の標高は約70メートルあります。
勾配の多い坂道が続くため、目的地までいい運動となると同時に、散歩がてら、のんびりと風景を楽しみながら向かうことが出来ます。
ただ、体力が不安でしたり、足腰の弱い方にとっては、少し体力の削られる散歩になる場合もあります。
そういう方はやはり、車で来ることをお勧めします。
観光客の方の場合は、レンタカーを借りることを強くオススメします。
北海道の主要都市を楽しみたい場合には、公共交通機関のみで十分楽しむことができますが、今回紹介をしている展望台や北海道ならではの自然などの景色を楽しみたい場合は、車があると好きな時に好きなだけ訪れることができます。
小樽祝津パノラマ展望台の最寄り駅はJR小樽駅です。
この最寄り駅の小樽駅でも、数多くの魅力たっぷりな観光スポットがあります。
小樽駅から歩いて行ける小樽の観光スポットの一つには小樽運河があります。
レンガ倉庫に囲まれた一本の長い川は、歴史や情景を感じさせてくれます。
歴史ある街並みを運河から望める「小樽運河クルーズ」というものもあるので、小樽に立ち寄った際は是非こちらも体験してみてはいかがでしょうか。
他にもガラス細工で有名な北一硝子やアンティークで巧妙なオルゴールを鑑賞・購入できる小樽オルゴール堂など、最寄り駅の小樽駅にもさまざまな魅力あるスポットで溢れています。
駐車場
小樽祝津パノラマ展望台には、無料駐車場があります。
展望台一帯が駐車場となっているので、車で来た場合は、展望台の目の前に車を停めることができます。
公共交通機関の利用者だけでなく、自家用車やレンタカーを使って観光をしている人にもとってもやさしい観光スポットです。
駐車場からすぐなので、体力が不安でしたり足腰の弱い方で、自然を堪能することを諦めてしまっていた方にもオススメの観光スポットです。
また、車で向かう場合、道(特に冬の時期では積雪路になっています)が凍結していることもあります。
先ほども記載したように、勾配の多い坂道がありますので、走行する際は十分に注意してくださいね。
小樽祝津パノラマ展望台前の駐車場が空いていない際は、おたる水族館にある第一・第二駐車場に留めることも可能ですが、なるべく水族館を利用する方を優先しましょう。
小樽祝津パノラマ展望台へのアクセスもそうですが、北海道を旅行する際には、車が便利な場合があります。
「レンタカーを借りたいとき」にオススメなのは、空港近辺のレンタカーショップで車を借りることです。
空港近辺のレンタカーショップであれば、空港から送迎してくれることがほとんどなので、スーツケースなど大きな荷物があっても、簡単にレンタカーショップまで向かうことができます。
旅行プランの中には、飛行機とホテルに加え、レンタカーがセットなパックプランもありますが、セットプランでなくても、様々な旅行関連サイトや観光サイトからレンタカーを予約することができます。
最終返却時間は決まっているので、それに合わせた搭乗時間の航空券を購入し、それをもとに予定を立てていくと、旅行プランが立てやすく、より充実したものになること間違いなしです。